ずっと変わらないもの

ずっと変わらないものなんてないよね
なんでも、変わってく。
流れるように、さらさらーと。

だけど、変わらないものもあるんだって知った
変わればいいのに。
なくなってしまえばいいのに。

そう思ってそう願ってだけど、
消えてなんてくれなかった

君の言葉を探してる
どこかで、まだ君がいるんじゃないかって

ねえ。
どこにいますか

ねえ。なんで。

車の中、“誰か”に抱き締められながら、静かに涙を流した。
ただ音もなく瞳がゆれる。
窓の外は青々しい葉をしっかりつけた木が、気持ち良さそうに風の気まぐれに手をつないでわらっていた。
なんて綺麗でいられるんだろう。

光を受けて輝いているにしろ、私とはかけ離れている。
「今日、晴れてるね」
「さっきまで曇ってたよ」
「そう?」
そういって私の手を握った。
“誰か”の手はとても冷たかった。
ああ、何で私はこんなことをしているんだろう。
こんなことをしないとやってられないんだろう。
ただひたすらにかなしい。さみしい。
「ねぇ」

「ん?」

「なんでそばにいてくれるの」

「好きだから」

「なにそれ。変なの」

そういうと私は笑った。誰かは強く抱き締めた。
これ以上、私がボロボロとはがれて落ちていかないように
ぎゅっと誰かは抱き締めた。
私も、ずっとぬけだしたいのだ。ここから。
でも、できない。
私は笑う。静かに。
あとは崩れていくだけだ。

ああ、空がキレイだ。

空っぽ

自販機で買った無糖の紅茶 

るいの手を暖めて、そして身体を暖めてくれる

空っぽになったそのあとはぽいってごみ箱へ消えてく



るいがはいたため息

白くほんのり手を暖めてくれる。

お空に吸い込まれたそのあとは、
なんにもなかったように消えてく



君が言った言葉、るいからでた想い、

ふわふわ心が踊って、暖かくなって染み渡る

君がいなくなったそのあとは、全部消えてく


るいが消えてく。

消してしまえばよかったのに。楽なのに。

君が言った言葉が頭のなかに響いて

消してしまわないようにるいに言う
 


だから、るいはできない。

半分になったるいを抱えて

るいはなんとか前を向く

前を向くことしか知らないから、

前向くよ。頑張るよ





始まり、

終わりと始まりは切り離せないもので、

終わりがあるから、始まりがあるし、

始まりがあるから、終わりがあるの。

 

だけど、いつも、終わりが来るのを恐れてる。

とてもこわくて、いたくてくるしくて、息ができなくなる。

そして始まるのさえこわくて、混乱する。

 

終わりがなるべくゆっくりきますように。

るいがそのひとにとっていい影響を与えれますように。

ずっと健やかでいてくれますように。

楽しいこと、綺麗なものを一緒に共有できますように。

もっともっときらきらしたいな。

 

隣で笑えてたら、いいな。

隣で泣いてるといいな。

隣で手をつなげるといいな。

 

空も、心も、君も、るいも一緒になって笑うとき、

おもいっきり、じゃんぷしよう。

否定的

否定されるってすごい怖いことだよね。
ひとと違うって
いいことでもあるかもだけど、
それを周りが否定したら、
それはいいことで存在しない


否定されるのが怖くて
なにも言えなくなる

まぁ、それももう慣れた

最近は夢でうなされることもなかったのに
今日は最悪。

だめだ

いたい

年月

にんげんはめぐる。

 

あかちゃんからこども、そして思春期、反抗期になって大人になる。

そして、また大人から反抗期、思春期のような感情にぶつかり、こどもに還り、

生命を終える。

また巡る。

 

にんげんはめぐる。

 

それなのに、小さい守るべき存在に嫌悪感を感じ、老いに負い目を感じる。

なにもわかっていない。

 

生命は巡る。

いちにちいちにち、地球も巡る。

 

すべてめぐる、循環する

それは自然なことでとても神秘的なこと。

 

すごくきらきらで、愛おしい。

怖いけど、愛おしい。