その血溜りに
血溜りにいた色のあの水周りが
私を睨んでいるようにみえる
今日もふとんにはいっていたら
風が吹き抜けるような音がして
君の声聞くために塞がれている耳でそれでも
ふすまがいつ開くのかと耳をそばだてる
それが嫌だからはやく眠ってしまいたい
毎日こわいからあの幸せの味のことを考える
私は知っている、きっと甘くて優しいの
自傷とか自称とか、信じられない馬鹿みたい
あの子と一緒なんて身体がかゆくなりそう
誰ががやっているそんなものに
私は価値を求めたりしない
ただ手段で方法、生きていければ何の問題もない
あの時味わった痛みを思い出した
本当の痛さはわたしの痛さでそれ以外の何物でもなくなんの意味も成さない知っているそんなことわかっているから、封印したくて仕方が無い、いらないものだからゴミをゴミ箱に捨てるそんな感覚。だからもういいんだけどさ!
でもそしたらその時の幼いわたしがかわいそうと思ってしまう。悲しんであげないで無かったことにするなんてその時のわたしが一生懸命に耐えて歯を食いしばったあの思いを無かったことにするなんて、わたしだけはそんなことしちゃいけないと思うんだ
泣いてしまう、そんなの理不尽だっておかしいってわたしは悪くないってどうしても泣いてしまう
その時のわたしが気が済むまで、私は喚き散らしたい
座った時にのっかかる肉の塊がわたしを死にたくさせるから負けたくないこんなもので何も変えさせない
今は脳みそを頑張らなければ
血溜りに似たあの色の
あなたからの愛が重いから
たくさん食べちゃって
身体も重くなる
血溜りになったわたしの顔が
もっとわたしをおかしくさせる
それであなたを殴れたら
それであなたを殴れたら
血溜りになって笑うかな